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引き下げられる2014年の太陽光売電

 太陽光パネルを屋根に設置して電力会社に売電している家庭にとって2014年の太陽光発電の買取価格引き下げというニュースは不安の種です。
 しかし、現在売電をしている家庭では引き下げの影響は受けません。電力会社と最初に交わした契約がずっと継続するからです。

 しかし、これから太陽光パネルを設置しようと考えている家庭にとっては、計画の見直しを迫られることになります。引き下げ幅は約10%なので少なくはありません。

 とはいえ、太陽光パネルの設置業者も増加傾向にあり、パネル自体も中国等から国産より安いパネルが輸入されていることから、以前に比べて設置費用は下落傾向にあります。
 また忘れてはならないのが太陽光パネル自体の発電効率です。発電効率が上がれば当然発電量が増加します。1年か2年で10%もの差が出ることはありませんが、検討は必要です。
 国や地方公共団体は、地球環境保護の名目で苦しい財政の中でも補助金を出していますし、所得税の税額控除の対象にもなりますので、適用されれば設置費用を下げることができます。

 単に買取価格が引き下げられたからというマイナス要因だけではなく、プラスの要因も含めて太陽光発電の判断をすべきです。

またシステムの安定稼働も十分考慮に入れなくてはなりません。現在多くの国産外国産の太陽光発電システムが登場していますが、一度つけたからそのままで壊れないというわけではないのです。電化製品と同じくしっかりと保証があるのもを導入すると良いと思います。

太陽光発電の保証について目を向けてみると注目したいのは京セラです。10年保証の長期保証制度を導入した実績もさることながら、一番の注目は自然災害に対する保証制度です。自然環境の厳しい地域では嬉しい保証です。


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