これまで私たちが生活の中で利用する電力というものは電力会社によって作られ、そして供給を受けているものでした。電力を作り出すにはいくつかの方法がありますが、日本ではその大半を化石燃料を燃やすことで電力を作り出す火力発電が主流となっています。しかし、化石燃料を燃やすことで大気中に
排出される温室効果ガスによる大気の汚染や、地球の気候に与える影響などが近年懸念されています。
そこでにわかに注目を集めているのが、メガソーラーです。これまでにも電力会社がメガソーラー事業に乗り出していましたが、最新事情としては全国の自治体や電力会社以外の企業が新規に参入を始めているという点が注目に値します。
家庭用の太陽光発電自体は徐々に普及を始めていますが、大規模のものはその建設場所の問題などからなかなか普及が難しいという事情がありました。しかし、近年では休耕地や使い道のない土地などに大規模な太陽光発電の施設を誘致しようとする流れがあります。
ご存知のように日本にはこれといったエネルギー資源がありません。将来的なエネルギー事情を考えると、このような官民一体となったエネルギー政策は地球の環境の改善や、私たちの暮らしにプラスになるのではないでしょうか。